第三回国内オフ会も無事終了。恒例となりました報告書をお届けいたします。今回のオフ会は私のホームグラウンド”三島”での開催となりました。過去最多の参加者と国内有数の講師陣のご協力を得て充実したオフ会となりました。
 プロローグ
感動と興奮のダラスオフ会が終了して何か”腑抜け”状態の日々を悶々と過ごしていた私にとって土田先生からお送りいただいた著書を読んだり、メール交換は日々の活力剤とも言えるものでした。でも無機質なメールのやり取りは、ある意味、楽しくもあり隔靴掻痒の気分でもあったのです。ところが思いもかけず直接お会いする機会が巡って来ました。ダラス参加者のうち東京組が新年会を開くとの事「前田さんは、三島ですから無理ですよね」との連絡!全く東京人は箱根山の向こうは山間僻地とでも思っているのかしらん?若いころ、東京勤務の時代「新幹線通勤」をしていたのですが、社内の誰よりも家を出るのが遅かったのですよ!「前田さんは三島から通勤しているって聞きましたけど、いったい何時ごろ家を出るのですか?」と聞かれて「7時半ごろかな」と答えたらほとんどの人間が「俺のほうが早い!」と言っていました。わずか1時間の所での新年会!「絶対参加」と返事をしました。その時「先生のご体調はどうかな?」と頭をよぎりました。早速メールのやり取り「ダラスの罪滅ぼし」と先生もご参加いただけることになりました。そんなこんなで楽しい新年会のひと時を過ごした時、又しても私の「お祭り好き精神」が発揮され「また、オフ会やっちゃうもんネ」と宣言してしまったのです。それに、ページ上でも「ダラスオフ会の報告会と土田先生の全快祝い」の開催を公言していたのですから!新年会当日の参加者の方々の「絶対参加」の確約を得て、早速準備に取り掛かりました。よし!今度は三島でやろう!東京人に「箱根の向こうにもビルは建ってる」ことを知らしめてやらねば!との「使命感」から ^0^ 第三回国内オフ会がスタートしたのです。早速会場の手配、このような会合を開ける場所は三島には”たくさんある”ので迷った末に交通の便や費用を考えて「三島生涯学習センター」に決定、前回の参加者が11名でしたので今回も同じくらいの人数と踏んで15名定員の研修室を手配したのです。この時25名定員の部屋も空いていたのですが「瞬間」こちらにしようかと迷った記憶があります、結果としてこの時の判断ミスが皆さんにご迷惑をおかけする事になろうとは夢想だにしませんでした。土田先生や古参のメンバーからは次々と参加の連絡、今回ほど気楽に参加者の推移を見守れることはありませんでした。中には当日は結婚式と重なってどうしても勉強会には参加できないが懇親会には万難を排して参加する!と言ったありがたい参加者や、なんと!はるばる新潟県上越市からの参加者も!新幹線網が発達してきた現在、たいした時間は掛らないだろうと思っていたのですが、上越市って上越新幹線沿線じゃないんですね、むしろ富山県のほうが近い場所、本当に感謝感激です。こんな遠方から来て頂けるのに地元静岡のメンバーが少なくては!と会員名簿の静岡県人に片っ端からメール!うれしいことに静岡県人が二名参加して頂けることになりました。これで、はるばる新潟や大阪から来ていただく方にも面目がたちます。
 定員オーバー
続々と参加者が増えて、ついに17名の参加!過去のオフ会の参加者記録を更新しました。思えばわずか4名の参加でスタートした時「何よりも実績の積み重ねが大事」と言われた言葉が思い出されます、本当に感謝です。だけど17名はいいけど「学習センター」の研修室定員は15名!急いで変更依頼をしたけど「後の祭り」。すでに25名定員の部屋はふさがっていました。「何とかなる精神」で17日を迎えたのでした。この間、とてもうれしいニュースが入ってきたのです。超ご多忙の阿南東也先生がご参加いただけることになったのです。先生は生徒さんとのコンパや学会までもほとんどご出席になれない位の多忙な中「時間を作って参加します」の一言には、本当に感激しました、だって多忙で学会にも出席できない先生が、時間を作って「オフ会」に参加していただけるなんて信じられないくらいでした。当日、阿南先生は「懇親会に参加できない罪滅ぼし」と言って早めの到着、昼食を共にしようとの呼びかけに5名の方が参加、三島駅にお出迎えさせていただきました。そしたら、ロックフォードさんやナッキーさんからお土産なんかもらっちゃいました。実は今年始めナッキーさんとはご紹介いただいた仕事の関係で常滑の町を歩いたのですが、その時、面白い「焼酎サーバー」を見つけたのです、その時は買っては来なかったのですが何とその「焼酎サーバー」を持ってきてくれたのです、よっぽど「物欲しそう」に見えたのかしらん?さて時間は13時、今回初参加の方は5名、いつもながらまったく初対面なのに、旧知の間柄のように感じてしまう不思議な挨拶が交わされています、会場に入るとぎゅうぎゅう詰めの状態、しかもプロジェクターを使っての講義のため,、なおさらきびしい、本当に申し訳ございませんでした。
 真剣な勉強会
左から中出・佐伯・和田・中北の各氏
早速JFKクラブのオフ会ならではの勉強会の開始です。今回は超豪華講師陣!ケネディ関連の講演会をどこかの団体が企画したとしても必ず選ばれるであろうお二人なのです。そんなお二人の講演を一度に聞けるなんて最高の幸せです。
まずは阿南先生からのお話です。前回のオフ会の時にも先生の講演を聴けたのですが、その時には先生が参画されたNHK特番「十月の悪夢”キューバ危機”」の製作裏話でしたが、今度は「ケネディ、13デイズ、9・11以降」と題した講演です。先生のご専門であるアメリカ政治学の研究のなかで一大エポックであった「キューバ危機」!この事件の研究では第一人者である先生の講演ではキューバ・ミサイル危機の歴史的意義と「危機再検討会議」
阿南東也先生
の持つ意味、さらには事件の位置付けとその後の展開について基本的なご説明がありました、その後具体的事例として一昨年公開された「映画”13デイズ”」や「十月の悪夢」さらには、マーティン・シーン主演の「映画”ケネディ”」の各種映像を駆使しての、解りやすい問題点の指摘や誤謬の解説がありました。やはり40年以上経った現在でも、トルコミサイルの撤去密約の有無と有効性には、様々な側面からの憶測が未解決の問題として残されているんだと感じました。 Kennedy Tapes はもう一度読み返してみたいと思います。(でも当時の労力を思い出すと二の足を踏んでしまいますが) 時間的な関係で詳細についてのお話を頂けなかったのですが、私なりの解釈で恐縮ですが、人類が経験してきた最大の危機「キューバ危機」の教訓が、はたして現代に
左から松平・前田・服部・駒田の各氏
まで正しく生かされてきているのか?当時の関係者が、恩讐を忘れて後世に伝えるべく開いてきた「危機再検討会議」の努力の成果を、人類は生かし切っているのか? 特に現代におけるアメリカ指導者であるブッシュはどうなのか? 結果は”NO”であると理解いたしました。言い古された言葉ではありますが「歴史に学ぶ」と言う言葉の重みを感じさせられるお話であったと思います。個人的には「フォーミン対スカーリ」のお話をもっと聞きたかったのですが。
次が土田先生のお話。演題は「まだある疑問:ケネディ暗殺事件の証拠」でした。冒頭「アメリカにおける最新事件研究成果事情を紹介・・・」とのお言葉に参加者一同が身を乗り出す空気を感じました。そ
土田 宏先生
れからの先生の口から出てきた言葉の衝撃に、参加者のある意味での「ショック」を隠せない様子を文章で表現するのは至難の業と言わざるを得ません。あえて言うのであれば「全ての疑惑のスタートラインであり、かつ、あらゆる疑惑の論拠であった”証拠”自体が疑惑の対象となっている」と言うことなのです。と言うことは「事件に関するほとんどの推論が否定されてしまう、若しくは誘導された推論と化してしまう可能性もある」事になります。先生は一つ一つの証拠を挙げながら解説を進められます。同じ場所を、ほぼ同じ時間に、同じ被写体を撮影したであろう数々の証拠物件に光を当てると、それらに数多くの相違がある!と指摘するのです。
出席者以外の方は「何のことだろう?」とお思いでしょう、持って回った言い方はやめましょう。「ザプルータ・フィルム自体が疑惑の対象と
左から植田・小澤・鈴木・堀口の各氏
なっている」と言うのです!この日、阿南先生や土田先生が講演でDVDやプロジェクタを使ってお話を進めると言うことでしたので、私は自分のパソコンを持参していました。中にはケネディに関する私の全ての資料が入っています。先生がお話を進めている間、いつしか私は先生のお話はそっちのけで(すみません、後日テープでちゃんと拝聴していますのでお許しを ^^;; ) 自分のパソコンの全資料の検証を始めていました。正直言って、先生の指摘された数多くの問題点の中には、自分の持つ資料では確認できないものが幾つかありました、ところが指摘されたものの中に、自分の目を疑うような画像がそこに有ったのです。「確かに、どう見てもおかしい」その時、先生の声は全く耳に入っていませんでした。(すみませんの二乗)全ての指摘が満足される必要はありません、たとえ、ひとつでも疑問が存在すれば、それは証拠とみなされない推定となることは司法の原則です。その後の先生のお話は茫然自失の態で聞いていました。

この場で先生のお話の全てを記述することは不可能です。後日、このテーマを取り上げて、先生のチェックを受けた上でひとつのコンテンツとして掲載することをお約束いたします。おかげで現在この報告書を書いたり、気になっている先生ご指摘の画像や映像の処理に時間を食われること多大なものがあります。女房の白い目を背後に感じながらも頑張っている私です!

衝撃的なお話の余韻にひたる間もなく前回同様時間が迫ってきてしまいました。いつも思うのですがオフ会開催中には時間の経過が早くなっているのでは?と思うのです。最後にプレゼント抽選会、今回のプレゼントはロックフォードさんがボストン訪問時に買ってきてくれた、LIFE誌「ケネディ没後40周年記念特集号」と阿南先生がご提供して下さった「ビデオテープ」の二つです、ラッキーなお二人は植田さんと堀口さんでした。おめでとうございました。
 懇親会
池田氏(右)
興奮の勉強会を終えてこれからは、ざっくばらんな懇親会です。前回の国内オフ会ではネット上での予約で、まさに身動き取れないような穴倉に押し込められてしまったため、お互いの情報交換もできない有様でしたので、今回は広々とした席で!と言う願いから参加者の一部の方が宿泊するホテルでの懇親会ということにいたしました。例の結婚式と、この懇親会の「掛け持ち参加」で感動させて下さった池田さんも到着、残念ながらご多忙の阿南先生を除く全員が顔を揃えました。感謝の気持ちを皆様に述べた後で開式となりました、早速そこかしこに話の輪ができました。過去、オフ会に参加された方々のお話を聞くと、日常の職場や交流のなかで「ケネディ」に関する会話をする機会が全く無く、本や映像を相手にして満足せざるを得ないのが現実で、思う存分「ケネディについて語り合いたい一心で参加されていらっしゃる方が多いのです。今回もご多分に漏れず開式と同時にケネディ談義の花が咲きました。みんなの顔が生き生きとして見えたのは私だけでしょうか。池田さんは勉強会の情報を少しでも収集すべく喋りまくっていました、土田先生を独り占めするような勢いでお話に没頭しています。初参加の方々も完全に溶け込んだすばらしい雰囲気です。
頃合を見て一人一人の自己紹介が始まりました。参加者のケネディに対する熱い思いを語るチャンスとばかり熱弁をふるっていましたね、私がその都度チャチャを入れて申し訳有りませんでした。宴会時間の2時間はあっという間に過ぎ去り、お開きになった時の満足そうな皆さんのお顔は忘れられません。
 番外編 その1
例によってそのままでは終わらないメンバー、宿泊の気楽さも手伝って二次会・三次会へと繰り出しました。もう職場仲間か同窓会の雰囲気でした。三次会の場では完全に泥酔状態、後日ナッキーさんから送られてきた写真CDを見てビックリ!なぜか私がスナックのママさんに抱きついている?それも若けりゃまだしも・・・ご提供頂いた写真は当然”没”です!    小生まったく小佐野賢治状態でした。
 番外編 その2
翌日と言うか数時間後、せっかく三島にお越し頂いたからには「伊豆めぐり」としゃれ込みました。ホテルに行くと皆さん晴れ晴れとしたお顔が出迎えてくれました。皆、昨日一日の満足感がお顔に出ています。これから帰って「仕事場に行かなければ」と言う方もおいでになります。又、日常の生活に戻っていきます。時間がとまって欲しいと思うのは自分だけではないようです。ホテル前で帰宅組と観光組とお別れ、又の再会を約束してお別れしました。
今回の観光ツアーは、一般の伊豆めぐりの旅ではまず行かないような所を選びました。半分、私の伊豆歴史自慢、母校自慢みたいなものですが!中伊豆は歴史ファンには堪らない「魅力の地」。古くは源家再興に協力して地位を築いた前北条家の地盤、戦国の世には後北条家勃興の地、近くは維新の英傑達がこぞって訪れた「韮山塾」(小生の母校、韮山高校の前身です)の指導者江川太郎左衛門英龍(号して坦庵)の支配地として、そこかしこに歴史の息吹を目の当たりにできるのです。半分以上お国自慢のツアーになってしまいましたが、お付き合い頂いた方々ありがとうございました。それに、最後は単なるドライブと化してしまいました事申し訳ございませんでした。いよいよ楽しかった二日間の終わりの時が来てしまいました。皆とお別れしたあと帰宅してそのままベッドに直行した私でした。  いい夢見よっと!


 オフ会に参加して
中北幸夫さん
ご参加の皆様、おつかれさまでした。 今回は、JFKクラブの聖地三島での初めての開催でしたが、新しい仲間も増え、実に意味のあるものとなりました。 土田先生と阿南先生の、このオフ会ならではの講義を受けることできたことに加え、開催前に阿南先生と一緒に昼食をとり、終了後に土田先生と3次会まで同席させていただけたことは、ケネディファンにとっては至福の時であると同時に、月曜からの仕事に身が入らなくなる危険を秘めた体験でした。 映画「13デイズ」と事実とを比較した貴重な情報は、マニアにとってはたまらない話ですね。また、ザプルーターフィルムの疑いもしなかった部分に対する問題提起は、衝撃的であり、暗殺事件がますますわからなくなってきました。理解を深めるつもりで参加しているオフ会で、ますます混乱させられるとは...それだけ手の込んだ工作がなされていたということなんでしょうが... これらを考えすぎていたわけではありませんが、帰りの新幹線で間違って東京行きに乗りかけてしまいました。ドアに足をかけ、駅員に確認しているところで、JFKさんに「Nackyさん、それ東京行きですよ。」と声をかけていただき、間一髪助かりました。何とか無事に帰宅して感想を書いていますが、興奮冷めやらぬ状態です。前田さん、またまたこのような貴重な体験をさせていただきまして、本当にありがとうございました。今回参加の皆様、これからもよろしくお願いいたします。
佐伯重自さん
楽しみにしていたオフ会の2日前の4月15日木曜日私は、扁桃炎で39度の発熱で会社を休む状況でした。う〜ん。昨年の40周年オフ会のドタキャンに続いて、今回のオフ会も欠席したら、もう二度と皆さまに許してもらえないよなぁ?と朦朧とする意識の中で感じておりました。意識朦朧の中、自宅ベットで、土田先生の「秘密工作ケネディ暗殺」を読んでいました。遺体の改修という先生の斬新な指摘に驚きながら、熱との闘い。しかし、通院先の病院で投薬してもらった抗生物質ととんぷくが効いてきたのか、金曜日の午後には熱も回復、うーん。なんとか行けるぞ。これは土田先生の本で予習したケネディのご利益に違いない。土曜日の当日は体調は絶好調に回復しておりました。新幹線こだまに乗車。はやる気持ちで三島に到着、そこからオフ会会場まで歩く自分はもう、気分はケネディ研究家になりきっていました。うーん。研修所の玄関前で車の前で作業をされていた紳士。間違いない。前田さんだ。車の後ろで前田さんのステッカーを確認して、挨拶。。感激。。。間髪入れず、昨年の40周年オフ会欠席時の約束、「名刺を下さい。」 いえ〜 タラ〜と汗が・・・・「すいませんでした。前田さん」そう言うのが精一杯。。でした。でも「歓迎します。」と握手して頂いて、恐縮すると共にお会いできた感激に浸ります。建物の中に入ると前田さんのHPでお顔をいつも拝見しているロックフォードさんがいらっしゃいました。思わず、もうグループの一員になりきってしまう私。会が始まるともう皆さんの真剣な雰囲気に圧倒されて、阿南先生のお話にのめりこんでいきました。13ディズ、これは私普段は映画館では映画を見ることが少ないのですが、映画館で感動してみた映画なんです。実はケネディと共に偵察機のミサイル撃墜シーンやキューバでの強行偵察の空撮シーンにも烈しく萌えた映画なんです。そのあと、スカパ〜でも見ました。先生の専門的なお話で、そうだったんだ。あの映画もこういう視点で見なければいけなかったんだな。ということが良く解りました。土田先生のお話は、サブルーダのお話し、驚愕の連続でありました。今回のオフ会に参加する前に、私の抱いていたケネディ事件へのイメージは、もうほとんどの事件の流れは、解析されていて、もはや、アメリカ政府の2039年の固有名詞の発表待ちでほとんど解決されているものであったと思ってました。ところが、先生のお話をお伺いして、ケネディ事件はまだまだ真相解明にはほど遠い状況なのだなぁということを知り烈しく感動いたしました。その余韻を引きずりながら、懇親会 前田さんのお人柄と熱意、素敵な奥さんのサポート素晴らしいなぁ。。私にとって今日はじめてお会いした方々なのに、ケネディの話題で旧友のように、話が盛り上がります。わーい。来れて良かった。(感涙 なのでした。会社でケネディの話をこれという人間としても、JFKの映画を見たというレベルで、核心の話まで行かず、いつも変人扱い(?)の私には「夢の実現の瞬間」だったのです。二次会は体調面でちょっと不安だったのですが、前田さんの前の席に座らせて頂きいろいろお話しして頂き、本当に嬉しく、楽しかったです。また猫太郎さんやロックフォードさんはじめ皆さんに、ダラスの体験談をお聞きして、本当に楽しかったです。まるで自分が行ったような錯覚を覚える興味深いお話でした。うーん。マジ楽しい〜♪翌朝が早かったので、二次会で失礼して、翌日始発のこだまで帰りました。全員の方がそれぞれ、ケネディに対して尊敬とそれぞれの人生との関わりがあることもお伺いして、ケネディを軸に楽しい時間を共有できた喜びと仲間入りを認めて頂いた、皆様に改めて感謝いたします。ありがとうございました。今後共皆様よろしくお願い申し上げます。
服部義勝さん
JFKの映画から始まった私のKennedy大統領への興味が、関連する資料や本に広がりさらに其の時代背景に広がっております。そんな中で 前田様をはじめ土田先生や阿南先生他沢山の Kennedy ファンの皆様の中に入れて有意義な時間を過ごすことが出来ました。
Kennedy 暗殺事件という大きな事件がなぜ起きたのか、今アメリカではいわゆる9/11事件を境に同じような状況にあるような気がします。というのはベトナム戦争やキューバ危機でアメリカ社会が一部の層に大きなストレスを抱えていた時代と 9/11事件をきっかけに国民をある方向に引きずりこむ好機(?)との観点からです。つい先日の新聞では9/11の後 チェイニー副大統領は熱病にうなされたようにイラク攻撃を主張しパウエル国務長官と激論を戦わせたとの報道がありました。テキサスという土壌も重要な要素かもしれません。よく言うようにゴア前副大統領が大統領になっていたらそもそも9/11は起こってなかったかも知れないからです。9/11事件の後事前のアルカイダに関するテロ情報が 有効に使われていなかったと多くの情報関連者から非難の声が上がりました。
またこの3月には Richard Clarke という大統領側近のしかも4代の大統領に仕えた反テロ担当官が9/11以前に得られていたテロ情報を無視し 9/11以降シャニムにイラク戦争に突入していったと言う内容の暴露本を出しました。政権の命取りになりかねない内容にブッシュ政権は防戦に必死という現状はご存知のとうりです。これから kennedy大統領から現代までいろんなことを勉強したいと思っております。是非宜しくお願い申し上げます。 
小澤正治さん
私にとって、3回目の国内オフ会参加でしたが、参加規模、内容とも一番充実のオフ会でした。昨年11月のダラスオフ会からまだ、半年も経たない時期での開催で、個人的にはダラスの想い出が残っている中で、ダラスオフ会参加者のほとんどの方と再会できたのも嬉しかったですし、今回初めてお会いした方々とも懇親会等で楽しく交流できたのもすばらしかったですが、なんと言っても土田先生、阿南先生がお忙しい中、参加しただいた事が本当にありがたかったです。阿南先生の「キューバ危機」をメインテーマにしたお話は、歴史というものの取り扱いや解釈の変遷を解説いただき大変興味深い内容でしたし、土田先生のザプルーターフィルムの分析の最新動向、諸説のお話などは、驚きの連続と同時に、40年以上経ってもケネディ暗殺は重要な研究対象になっていることを痛感しました。両先生のお話を聞いて「ますますケネディ関連テーマに興味が深まってしまった・・・」のが正直な感想です。阿南先生とは昼食、土田先生とは懇親会〜2次会〜3次会等でも、ざっくばらんなお話出来て感激でしたが、両先生には今後も色々とご指導いただきたく思います。最期に、毎回、オフ会実現のために尽力されている前田さんと色々とお世話いただいた奥様に感謝いたします。(三島の街はとても気に入りました。また三島でオフ会を開催してほしいです)
和田圭三さん
今回の三島オフ会でのお話は、現代アメリカの光と影を象徴するような内容だったと思います。まず、阿南先生のお話は、今から42年前に起きた「キューバ危機」が今もその解釈や評価を巡って検討が繰り返されている、というものでした。私は、これはある意味でアメリカの光の部分だと思います。つまり、一つ間違えれば「核ミサイルの応酬・破壊の連鎖」になりかねなかった事件の当事者が一堂に会し、討論し検証していくという部分が光に思えるのです。アメリカ側(特にJFKのスタッフたち)からすれば、若き大統領の断固たる決意と理性的な判断がアメリカーひいては西側世界ーの平和と繁栄を守った、という神話を大事にしたかったでしょう。しかし、世界が破滅する寸前まで行った事件をちゃんと検証し、後世に対して正確な記録を残そうとするいうある種の義務感に対し、またそれに応えたカストロや旧ソ連の人たちに対しても感心しました。政府の持つ情報は基本的に納税者の財産であり公開すべきものである、という考えがアメリカの民主主義をささえている生きた例でしょう。多くの重要な決定のプロセスが闇の中にあり、決定に携わった人々がそれらを墓の中まで持って行くのが「美徳」とされる我が国とは大きな違いです。一方、土田先生のお話は、正真正銘アメリカの影の部分。JFK暗殺における議論のスタートであり、陰謀説の重要な根拠でもあるザプルーダーフィルムの信憑性を崩しかねない「偽造疑惑」。もし、偽造が事実ならザプルーダーフィルム自体が「情報の撹乱」の意図を持って撮影され、公表された可能性も考えられます。今更ながら暗殺事件の闇の深さを思い知らされるお話でした。私は、ケネディ暗殺がきっかけでアメリカに興味を持ち、アメリカの歴史や政治の本を読んできました。アメリカは、例えばシェパードの弾道飛行から8年で有人月着陸に成功するすばらしい国でもありながら、一時的な感情で力任せに他国を攻めたりするどうしようもない国でもあります。一方、ケネディに対する私の評価もこの40年でいろいろと変化しました。でも今、私は思うのです。彼の真骨頂は多くの人がおっしゃるように、63年6月の「アメリカン大学における演説」にあるのでは、と。彼が「キューバ危機」で覚醒し、世界平和や地球の未来について真剣に考え始めた最晩年。彼は、人々に価値の多様性に気づき、異なった価値観を持つ人々がお互いに寛容になることの重要性を訴えました。去年11月のダラスでのセレモニーで朗読されたあの演説を聞きながら、私は「もしケネディが生きていたら、石油利権やイスラムに対する偏見の影が見え隠れするイラク戦争に対してどのようなことを思っただろう?」そんな事を考えていました。 彼は「キューバ危機」のさなか、「世界中の子供たちがいなければ核のボタンを押せ、といえるのに」と側近に漏らしたそうですが、彼に核使用を思いとどまらせた当時の子供の一人として、異なる価値観を持った人々が共に生きることができる社会の実現に思いをはせてみたりするのです。最後になりましたが、土田先生、阿南先生はじめ参加者のみなさま、本当に充実した時間を共有できましたことを感謝しております。特に前田様、奥様、本当にありがとうございました。
駒田伸行さん
昨年の11月にダラス・オフ会が開催されてから早くも5ヶ月が過ぎました。 そんなときに第3回国内オフ会の案内がきました。それも、聖地 静岡県三島の地で! 今年のJFKクラブ新年会に参加できなかったことと、土田先生と阿南先生のお話が聞けるということもあり参加させていただきました。海外旅行にはよく出かけますが、東京から西(正確に言うと横浜から西)には高校の修学旅行で九州に行って以来2回目ということもあり、とても新鮮な気持ちで出かけられました。(東北新幹線と東海道新幹線を乗り継いだのも初めての経験でした...完全に田舎者ですね!)会場に着くと、ダラスにもお供した常連の方々や今回始めてお目にかかった方々と先生の興味深いお話を拝聴することができました。勉強会の後の懇親会でも大いに盛り上がることができました。また、この様な楽しいひと時をクラブの皆様と過せることを楽しみにいたしております。最後に主催者の前田御夫妻と土田先生、阿南先生に心からお礼を申し上げます。 ありがとうございました!
堀口春夫さん
無事帰宅しました。今回の三島オフ会、そして翌日の史跡めぐりまでと有り難うございました。また奥様共々大変ご苦労様でした。私にとっては初参加の国内オフ会で、いつもの飲み会のみと違って、土田先生や阿南先生の興味あるお話が聞けて本当に良かったと思います。また二次会、三次会では直に先生とJFKについての話が出来感激の連続でした。本当に充実した二日間、有り難うございました。また次回のオフ会、楽しみにしております。
中出 忍さん
JFKクラブ第3回国内オフ会大成功! ロックフォード  我がJFKクラブの国内オフ会も第3回目となりました。開催地も前田さんのお膝元三島市ということで東京での開催とは違う意味で大いに盛り上がったと思います。そして、今回は土田先生と阿南先生のお二人が参加して特別講義をして頂いたのは大いなる喜びであり刺激となりました。参加者の方々もハンドルネームだけしか知らなかった人たちとの出会いがあり、また第2回ダラスオフ会の参加者全員が顔を見せてくれたのも嬉しかったです。土田・阿南両先生のお話は大変興味深くかつ大変勉強になりました。もっとゆっくり聞きたかった部分もありましたが、当日は興奮状態でして質問する余裕もありませんでした。生涯学習センター後の夜の部も、宿泊(出来ない方もおりましたが)するという余裕からか、ホテルの宴会からラストのスナック?まで和気藹々として三島の更け行く夜を堪能しました。今回のオフ会成功を次なるステップとしてJFKクラブが益々発展することを願います。宴会にて前田さんが「次のダラスオフ会は暗殺45周年にね!」とっ仰っていたので、それまでは国内オフ会でまた皆さんとお会いできる事を楽しみにしております。最後に前田さんして奥様大変お世話になり有り難うございました。そしてお疲れ様でした。また土田先生・阿南先生有り難う御座いました。土田先生には帰りの新幹線でもイロイロお話を聞かせて頂き感謝しております。最後ですが、オフ会皆勤賞のNackyさん猫太郎さんこれからも宜しくお願いします。我々後ろに誘導ミサイルのようにぴったり付いて来ている鈴木さんも宜しくです。
鈴木克美さん
国内オフ会ご参加の皆様大変お疲れ様でした。今回は前田さんのお膝元三島(日本のダラス)ということで、私をはじめ皆さん非常に有意義な一時だったことと察します。今回3回目のオフ会参加となりますが、初参加の方々には、初めてお会いした気がしないのは 私だけでしょうか? 何れにしましても生涯学習センターでの講習会は驚き、そして新たな発見の連続でした。土田先生、阿南先生、ありがとうございました。また、懇親会(一次会、二次会、3次会)とこちらも、非常に楽しい一時でした。2日目の三島歴史めぐり(前田さんの運転&ガイド)、こちらも、三島、箱根を満喫致しました。最後に前田さんご夫妻にはいつもお世話になり、感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。次回のオフ会もどうぞ宜しくお願い致します。
PS: 今般のオフ会の朝食の席で、予てから興味がありました茶道ですが土田先生の茶道教室(誠心庵)にロックフォードさんとともにお誘いを受けました。日頃の忙しい日々から逃れるべく精神を修養したいと思います。先生、初めての私たちですがご指導の程宜しくお願い致します。